版画展で展示している作品を紹介します。
今回の展示している銅版画の作品の中で
多く用いているモチーフは『瓶-ビン-』です。
その瓶を初めてモチーフにして制作したのが、
『旅の記憶』という作品です。
ジャムの瓶やお酒やワインの瓶・・・
『ガラスで出来ていて何かが入るもの』が小さい頃から好きでした。
そしてもうひとつ好きなのが『旅』。
集めたガラスの瓶に、
旅先で拾ってきた石や砂、貝殻など、
各地の思い出を詰めるのが旅のあとの楽しみです。
瓶を見つめて旅の記憶にふける・・・
そんなことをイメージして作った作品です。
『旅の記憶Ⅱ』も同じイメージですが、
山・海・街と記憶を具現化してみた作品です。
どちらも1版のヘイター刷りで製作。
この技法は最後に刷るまで最終形が見えず、
刷ってみるといい意味で期待を裏切るのでとても面白くはまっています。
これからも追求したい技法です☆
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