去年から版画のクリスマスカードを制作しています。
今年は壁に飾れるタイプにしてみました。
素敵なクリスマスを☆☆
2011/12/17
ベン・シャーン展
先日、神奈川近代美術館 葉山で開催中の
『ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト』展に行ってきました。
ベン・シャーンは1898年コヴノ(現在のリトアニアのカウナス)生まれのアーティスト。
約20年ぶりの回顧展とのことですが、
私は名前も初耳でした。。
感想は「すごい!」の一言。
社会派とも言われる彼の絵はとてもエネルギッシュで、
ひとつひとつから強いメッセージを感じます。
絵を観てこんなに惹きつけられたのは久しぶり。
2時間どっぷりベン・シャーンの世界に入り込みました。
外に出ると青い海と青い空!そして富士山!!
ここはロケーションも最高です☆
美術館の裏手はちょっとした散策コース。
海を横目に木々に囲まれた心地よい道。
なんの木だかわからないけれど、
素敵な色合いに紅葉していました。
アロハシャツのデザインみたい♪
ーーーーーーーーーーーーーー
神奈川県立近代美術館 葉山
三浦郡葉山町一色2208-1 HP
『ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト』展に行ってきました。
ベン・シャーンは1898年コヴノ(現在のリトアニアのカウナス)生まれのアーティスト。
約20年ぶりの回顧展とのことですが、
私は名前も初耳でした。。
感想は「すごい!」の一言。
社会派とも言われる彼の絵はとてもエネルギッシュで、
ひとつひとつから強いメッセージを感じます。
絵を観てこんなに惹きつけられたのは久しぶり。
2時間どっぷりベン・シャーンの世界に入り込みました。
外に出ると青い海と青い空!そして富士山!!
ここはロケーションも最高です☆
美術館の裏手はちょっとした散策コース。
海を横目に木々に囲まれた心地よい道。
なんの木だかわからないけれど、
素敵な色合いに紅葉していました。
アロハシャツのデザインみたい♪
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神奈川県立近代美術館 葉山
三浦郡葉山町一色2208-1 HP
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日々のこと
2011/12/06
年賀状づくり
毎年、
『年賀状は版画で!』
と思いながらも時すでに遅し・・・
結局パソコンで作ってしまっていました。。
今年こそはと息ごんで、11月から制作開始です。
木口木版で絵柄を刷って、
今日は最後の作業、活版で文字入れです。
"happy new year 2012"の文字を拾うだけで一仕事。
昔は新聞も本もこの作業をしていたなんて。
活字を組む仕事をしていた方にはホント頭が下がります。
活版の文字、固い金属でかっちりとした文字なのに、
紙に押されるととってもぬくもりがあるのが不思議で魅力的。
近年の活版ブームもうなずけます。
出来上がった年賀状は新年にupします☆
『年賀状は版画で!』
と思いながらも時すでに遅し・・・
結局パソコンで作ってしまっていました。。
今年こそはと息ごんで、11月から制作開始です。
木口木版で絵柄を刷って、
今日は最後の作業、活版で文字入れです。
"happy new year 2012"の文字を拾うだけで一仕事。
昔は新聞も本もこの作業をしていたなんて。
活字を組む仕事をしていた方にはホント頭が下がります。
活版の文字、固い金属でかっちりとした文字なのに、
紙に押されるととってもぬくもりがあるのが不思議で魅力的。
近年の活版ブームもうなずけます。
出来上がった年賀状は新年にupします☆
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版画のこと
2011/11/25
日帰り京都
今月上旬の日帰り京都旅で、
アサヒビール大山崎山荘美術館へ行ってきました。
大山崎山荘は大正〜昭和初期に建てられた山荘。
私はこの時代の建物が大好きなので、
予てから行ってみたい!!と思っていた場所です。
まだ紅葉まえの青々とした緑に囲まれた山荘は全貌が見えません・・・
大山崎町が一望できる高台に、実業家が自ら設計し建設した山荘。
うらやましい限り。。。
冷暖房のスイッチ。
いつの段階で取り付けられたものかはわからないけど、
簡素なデザインがかっこいい!
山荘内部の撮影は不可だったけど、こっそり撮った写真です。
もっとレトロで素敵なパーツもいっぱいあったのに、
撮影できなくてほんとに残念(>_<)
でも昭和初期にタイムスリップして、しばしの実業家気分に浸れました♪
アサヒビール大山崎山荘美術館へ行ってきました。
大山崎山荘は大正〜昭和初期に建てられた山荘。
私はこの時代の建物が大好きなので、
予てから行ってみたい!!と思っていた場所です。
まだ紅葉まえの青々とした緑に囲まれた山荘は全貌が見えません・・・
大山崎町が一望できる高台に、実業家が自ら設計し建設した山荘。
うらやましい限り。。。
冷暖房のスイッチ。
いつの段階で取り付けられたものかはわからないけど、
簡素なデザインがかっこいい!
山荘内部の撮影は不可だったけど、こっそり撮った写真です。
もっとレトロで素敵なパーツもいっぱいあったのに、
撮影できなくてほんとに残念(>_<)
でも昭和初期にタイムスリップして、しばしの実業家気分に浸れました♪
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日々のこと
2011/11/09
作品制作中
銅版画の新たな作品を制作中です。
この作品、夏から始めていますが、
未だに完成に至っていません。。
左上が第1工程のディープエッチングを施した状態。
数時間、腐食液に浸けて深いエッジを作ります。
腐食時間を使って他の作品を作り始めてしまうため、
ここで作業がストップしてしまうことがしばしばです。。
右上が第2工程のソフトグラウンドを施した状態。
鉛筆の柔らかい線を入れました。
左下の第3工程ではエッチングの鋭い線でお魚達を追加。
右下が最後の行程、アクアチントで4段階の濃さの面をいれました。
これで版作りは終了!
あとは刷るだけですが、
色次第で全く印象が変わってしまうので、
ここからの色決めが大変。
さてさて、どんな完成になるかお楽しみに♪
この作品、夏から始めていますが、
未だに完成に至っていません。。
左上が第1工程のディープエッチングを施した状態。
数時間、腐食液に浸けて深いエッジを作ります。
腐食時間を使って他の作品を作り始めてしまうため、
ここで作業がストップしてしまうことがしばしばです。。
右上が第2工程のソフトグラウンドを施した状態。
鉛筆の柔らかい線を入れました。
左下の第3工程ではエッチングの鋭い線でお魚達を追加。
右下が最後の行程、アクアチントで4段階の濃さの面をいれました。
これで版作りは終了!
あとは刷るだけですが、
色次第で全く印象が変わってしまうので、
ここからの色決めが大変。
さてさて、どんな完成になるかお楽しみに♪
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版画のこと
2011/10/31
ヨコハマ トリエンナーレ2011
会期終了間近のヨコハマ トリエンナーレに行ってきました。
横浜美術館と日本郵船海岸通倉庫の2会場は、人・ひと・ヒト!!
すごい混みようでびっくりです@_@
なぜか空いていた新港ピアの会場には私好みの作品・空間が多く、
ここで今回一番気に入った作品に出会いました。
竹や木材を使用して音のでる作品(サウンド・オブジェ)を制作されている、
松本秋則さんの作品です。
(作品を見入ってしまって、写真を撮るのを忘れてました。。。)
日本郵船海岸通倉庫の会場へ移動したら、
こちらには松本さんのアトリエがありました。
アトリエの中は、制作途中の作品や完成品が所狭しと置かれていて、
おもちゃ箱に入ったような、不思議な心地よさを感じる空間。
窓際で黙々と作業を続ける松本さんも、素敵な雰囲気を持った方でした。
サウンド・オブジェによるライブ演奏などもされているようなので、
今後もチェックしたいと思います。
人の心を躍らすアートのちからは凄いなーと再認識。
パワーをもらったので、私も頑張るぞ!!
横浜美術館と日本郵船海岸通倉庫の2会場は、人・ひと・ヒト!!
すごい混みようでびっくりです@_@
なぜか空いていた新港ピアの会場には私好みの作品・空間が多く、
ここで今回一番気に入った作品に出会いました。
竹や木材を使用して音のでる作品(サウンド・オブジェ)を制作されている、
松本秋則さんの作品です。
(作品を見入ってしまって、写真を撮るのを忘れてました。。。)
日本郵船海岸通倉庫の会場へ移動したら、
こちらには松本さんのアトリエがありました。
アトリエの中は、制作途中の作品や完成品が所狭しと置かれていて、
おもちゃ箱に入ったような、不思議な心地よさを感じる空間。
窓際で黙々と作業を続ける松本さんも、素敵な雰囲気を持った方でした。
サウンド・オブジェによるライブ演奏などもされているようなので、
今後もチェックしたいと思います。
人の心を躍らすアートのちからは凄いなーと再認識。
パワーをもらったので、私も頑張るぞ!!
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日々のこと
2011/10/21
thank youカード☆
版画展にお越しいただいた方々へ、
感謝の気持ちを込めてthank youカードを発送しました。
ハートは木口版画、
thank youの文字は活版印刷で刷りました。
この木口の版はだいぶ前に購入していたのですが、
最初からハート以外には見えなくてどうしよう・・と手をつけずにいました。
今回はこのハート型を生かすいい機会!
感謝の気持ちをハート型に託しました♪
カードを手にした皆さんが笑顔になってくれるとうれしいです。
感謝の気持ちを込めてthank youカードを発送しました。
ハートは木口版画、
thank youの文字は活版印刷で刷りました。
この木口の版はだいぶ前に購入していたのですが、
最初からハート以外には見えなくてどうしよう・・と手をつけずにいました。
今回はこのハート型を生かすいい機会!
感謝の気持ちをハート型に託しました♪
カードを手にした皆さんが笑顔になってくれるとうれしいです。
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版画のこと
2011/10/20
版画展、終了しました!
約1ヶ月間の版画展、1日のびて本日無事終了いたしました!
お越しくださった皆様、本当にどうもありがとうございます。
また次回の展示に向けて、作品作り楽しみます♪
お越しくださった皆様、本当にどうもありがとうございます。
また次回の展示に向けて、作品作り楽しみます♪
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おしらせ
2011/10/16
2011/10/06
2011/09/23
版画展ー作品紹介3
今日は木口木版の作品を紹介します。
木口木版は文字通り木の<こぐち>を版面にした版画。
丸い形は木口面そのものなので、ひとつとして同じ形の版はありません!
写真は『教会のある街』。
ヨーロッパのどこかの街並みをイメージした作品で、
銅版画でも制作したデザインの一部を
木口木版にしてみたらどんなだろう?と思い制作しました。
木口木版のモチーフを銅版画にしたり、
銅版画のモチーフを木口木版にしたり・・・
というのは全くイメージが異なる作品が出来上がるので
面白く色々と試してみています♪
こちらの写真は『巻貝の化石』。
私の通っている版画工房では
毎年希望者が参加する<詩画集展>というのを開催しています。
詩画集展では好きな詩とそこからイメージした1枚の作品を制作し、
参加者の作品を1冊の画集に仕上げます。
『巻貝の化石』はその詩画集用に制作した作品で、
詩人・草野心平の詩を使用しました。
題材が決まっているものに対してデザインを考える作業が初めてだったので、
とても難しく時間がかかりましたが、
結果的には満足できる作品に仕上がりました!
木口木版は文字通り木の<こぐち>を版面にした版画。
丸い形は木口面そのものなので、ひとつとして同じ形の版はありません!
写真は『教会のある街』。
ヨーロッパのどこかの街並みをイメージした作品で、
銅版画でも制作したデザインの一部を
木口木版にしてみたらどんなだろう?と思い制作しました。
木口木版のモチーフを銅版画にしたり、
銅版画のモチーフを木口木版にしたり・・・
というのは全くイメージが異なる作品が出来上がるので
面白く色々と試してみています♪
こちらの写真は『巻貝の化石』。
私の通っている版画工房では
毎年希望者が参加する<詩画集展>というのを開催しています。
詩画集展では好きな詩とそこからイメージした1枚の作品を制作し、
参加者の作品を1冊の画集に仕上げます。
『巻貝の化石』はその詩画集用に制作した作品で、
詩人・草野心平の詩を使用しました。
題材が決まっているものに対してデザインを考える作業が初めてだったので、
とても難しく時間がかかりましたが、
結果的には満足できる作品に仕上がりました!
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版画のこと
2011/09/21
版画展ー作品紹介2
昨日紹介した『瓶』シリーズの続きです。
瓶と旅。
ここから連想して、今度はこの瓶ごと旅に出て行けたら・・・
と思い始めました。
そして出来たのが『アパートメントハウス』。
瓶の家=ボトルハウスです。
そしてこの家に入って旅がしたい!
キャンピングカーならぬ『キャンピングボトルハウス』を作りました。
版画展のDMにも使用した作品です。
写真では見えにくいですが、
茶色い瓶がボトルハウス、 背景には左から『海』『太陽』『山』を描いています。
この作品は2版刷りで、ボトルハウスの版は同じ版を使用しています。
もともと風音さんの壁を飛んでいた鳥のオブジェと合わせたら、
すっかりこころも旅気分〜♪
瓶と旅。
ここから連想して、今度はこの瓶ごと旅に出て行けたら・・・
と思い始めました。
そして出来たのが『アパートメントハウス』。
瓶の家=ボトルハウスです。
そしてこの家に入って旅がしたい!
キャンピングカーならぬ『キャンピングボトルハウス』を作りました。
版画展のDMにも使用した作品です。
写真では見えにくいですが、
茶色い瓶がボトルハウス、 背景には左から『海』『太陽』『山』を描いています。
この作品は2版刷りで、ボトルハウスの版は同じ版を使用しています。
もともと風音さんの壁を飛んでいた鳥のオブジェと合わせたら、
すっかりこころも旅気分〜♪
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版画のこと
2011/09/20
版画展ー作品紹介1
版画展で展示している作品を紹介します。
今回の展示している銅版画の作品の中で
多く用いているモチーフは『瓶-ビン-』です。
その瓶を初めてモチーフにして制作したのが、
『旅の記憶』という作品です。
ジャムの瓶やお酒やワインの瓶・・・
『ガラスで出来ていて何かが入るもの』が小さい頃から好きでした。
そしてもうひとつ好きなのが『旅』。
集めたガラスの瓶に、
旅先で拾ってきた石や砂、貝殻など、
各地の思い出を詰めるのが旅のあとの楽しみです。
瓶を見つめて旅の記憶にふける・・・
そんなことをイメージして作った作品です。
『旅の記憶Ⅱ』も同じイメージですが、
山・海・街と記憶を具現化してみた作品です。
どちらも1版のヘイター刷りで製作。
この技法は最後に刷るまで最終形が見えず、
刷ってみるといい意味で期待を裏切るのでとても面白くはまっています。
これからも追求したい技法です☆
今回の展示している銅版画の作品の中で
多く用いているモチーフは『瓶-ビン-』です。
その瓶を初めてモチーフにして制作したのが、
『旅の記憶』という作品です。
ジャムの瓶やお酒やワインの瓶・・・
『ガラスで出来ていて何かが入るもの』が小さい頃から好きでした。
そしてもうひとつ好きなのが『旅』。
集めたガラスの瓶に、
旅先で拾ってきた石や砂、貝殻など、
各地の思い出を詰めるのが旅のあとの楽しみです。
瓶を見つめて旅の記憶にふける・・・
そんなことをイメージして作った作品です。
『旅の記憶Ⅱ』も同じイメージですが、
山・海・街と記憶を具現化してみた作品です。
どちらも1版のヘイター刷りで製作。
この技法は最後に刷るまで最終形が見えず、
刷ってみるといい意味で期待を裏切るのでとても面白くはまっています。
これからも追求したい技法です☆
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版画のこと
2011/09/17
2011/09/12
木口版画の作品
版画の額装をお願いしている<kamakura 額工房 ラセット>さん。
こちらのお店で木口木版の作品を置いていただくことになりました!
写真は版画展で展示する額装ですが、
ラセットさんではまた違ったオリジナル額装での販売になります。
どんな額装になるのか私も楽しみ♪
額装ひとつで作品の印象が変わるので額選びは重要ですが、
ラセットさんはいつも親身に話を聞いて下さり、
作品のイメージに合うものを提案、素敵に仕上げて下さいます。
平面のものだけでなく、立体のものも額装できるので、
思い出の一品を額装して飾るのもオススメです。
ーーーーーーーーーーーーーー
kamakura 額工房 ラセット
鎌倉市手広6-2-19 HP
こちらのお店で木口木版の作品を置いていただくことになりました!
写真は版画展で展示する額装ですが、
ラセットさんではまた違ったオリジナル額装での販売になります。
どんな額装になるのか私も楽しみ♪
額装ひとつで作品の印象が変わるので額選びは重要ですが、
ラセットさんはいつも親身に話を聞いて下さり、
作品のイメージに合うものを提案、素敵に仕上げて下さいます。
平面のものだけでなく、立体のものも額装できるので、
思い出の一品を額装して飾るのもオススメです。
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kamakura 額工房 ラセット
鎌倉市手広6-2-19 HP
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